Igor Pro 10 β版

Igor Pro 10 のベータテスターの募集を開始いたしました。ベータ版へのアクセスをご希望の場合は、https://www.wavemetrics.com/form/igor-pro-10-beta-tester-signup のフォームにご記入ください。応募に必要なのは、有効なIgor Pro 9ライセンスをお持ちであることだけです。Coursework ライセンスの場合、ベータテスターになれるのはライセンスの所有者だけです。

ベータテスターとして承認されると、Igor Pro 10 のダウンロード方法に関する情報が記載されたメールが届きます。ベータプログラムは少数のベータテスターを対象に開始しますので、フォームを送信いただいてもすぐには回答が届かない場合があります。ご不便をおかけしますが、ご理解を賜りますと幸いです。

ご興味があれば、Igor Pro 10の新機能のいくつかを簡単に紹介します:

  • Pythonのサポート:Igor Proは、Pythonプログラミング言語との直接的な双方向のやりとりが可能になりました。
  • カメラとハードウェアのコントロール:よく使われているMicro-Managerプロジェクトを採用した新しいMMI XOPでは、科学用カメラ、光源、シャッター、フィルターホイール、XY軸およびZ軸ステージなど、幅広いハードウェアを制御することができます。
  • プロシージャウィンドウの改良:コードの折りたたみ、シンタックスハイライトの改善、コード補完、ユーザー定義関数名のCtrl+クリックにより、プログラミングの生産性が向上します。
  • コントロールパネルのレイアウト:コントロールパネルのコントロールは、新しい「レイアウトガイド」にアンカーできるため、サイズ変更にうまく対応するコントロールパネルを簡単に作成できます。

Igor Pro 10 は、Windows 10 以降を必要とし、64-bit 専用です。

2025年1月1日以降に販売されたすべてのIgor Pro 9ライセンス(新規およびアップグレード)は、Igor Pro 10がリリースされた際に無償アップグレードの対象となります。